お疲れ様です。今日は『実力とマインドが伴うからこそ運に恵まれる』というテーマを独断と偏見と経験に基づき事例展開します。
はじめに
成功者の話を聞くと、「運が良かった」とよく言われます。しかし、その背後には膨大な努力と、チャンスを見逃さない鋭い視点が隠されています。本記事では、成功に必要な「運」の要素について掘り下げ、そのカラクリを探ります。特に会社員の皆様に向けて、日常の業務にどう活かせるかを具体的に説明します。
運と努力の関係
本当にラッキーパンチもあるとは思いますが、ラッキーだけで成功する事例は全体の10%程度だと私は思います。
成功者が「運が良かった」と言うことがありますが、実際には多くの努力と、成功への準備がその背景にあります。成功は偶然ではなく、綿密な準備と努力の結果です。
例えば、長時間の労働、スキルの向上、ネットワーキングなど、成功者は日々の努力を惜しみません。その努力があって初めて、偶然のチャンスを掴むことができるのです。
チャンスを見逃さないマインドセット
成功者は、周囲の環境や出来事に対して常に敏感であり、そこからチャンスを見出します。
チャンスをチャンスとして認識できる、鋭い洞察力も持ち合わせています。
チャンスをチャンスとして捉え、見逃さない視点は、常に自己成長や自問自答することで育まれます。
これは単なる「運が良い」だけではなく、意識的なマインドセットの結果です。このマインドセットを持つことで、運を引き寄せることができるようになります。
まず、すぐにアクションプランを建てられる以下から初めてみましょう。
- アンテナを張る: 日常の中で新しい情報やトレンドに常に目を向ける。
- 積極的な姿勢: 新しいプロジェクトや役割に対して積極的に関与し、挑戦する。
- ネットワーキング: 人脈を広げ、他者からの情報やチャンスを得る。
臨戦体制でいることの重要性
成功者は、常に臨戦体制でいることが多いです。これは、チャンスが訪れた時にすぐに行動できるように準備していることを意味します。具体的には、以下のような行動が挙げられます。
- スキルの向上: 常に自分のスキルを磨き、アップデートする。
- 情報収集: 業界の動向や競合他社の情報を常にチェックする。
- 健康管理: 身体と心の健康を保ち、いつでも全力で取り組める状態を維持する。
実際のビジネスシーンでの応用
会社員として、このマインドセットを日常業務にどう取り入れるかについて考えてみましょう。具体的な方法をいくつか紹介します。
- 目標設定と振り返り: 定期的に自分の目標を設定し、その達成度を振り返る習慣をつける。
- タイムマネジメント: 時間を効率的に使い、優先順位をつけてタスクを管理する。
- コミュニケーション: 同僚や上司とのコミュニケーションを大切にし、情報共有を積極的に行う。
- 自己啓発: 新しいスキルや知識を習得するための時間を確保し、自己投資を惜しまない。
私のエピソード
出張で初めて大阪に行った時のことです。
会社員の宿舎に向かう大きな橋の途中で、別の部門の部長さんを見かけました。お互い直接的ではないものの、メールやりとり中でccに入っていたので名前くらいは知っている程度の関係でした。
また、大人数が集まるリモート会議に一メンバーとして参加し、ぎりぎり顔がわかる程度でした。
見かけた時にその部長さんは、忙しそうに電話をしていたので、話しかけませんでしたがその日の夜にメールを送ってみました。
『お疲れ様です。急な連絡で恐縮です。今日出張で大阪に来ています。◯◯橋で◯◯さんとすれ違った気がしました。お電話していたようなので話しかけませんでしたが、こんなところでお会いするなんて思ってもいなかったので、びっくりして連絡してしまいました。』
と、だからなに?というな内容です。
しかし、その部長さんの性格も相まってフランクに返事をくれました。
『お疲れ!◯◯くん、大阪来てたんか!◯◯橋ですれ違ってたんやね!全然気づかんかったわ!電話中でも良かったから話しかけてくれたらよかったのにー』
そしてその翌日には、お酒を飲みに連れて行ってくれました。対面で話すのは初めてでしたが、かなり盛り上がりました。
そして、その部長さんは翌年異動して私の部署の部長になったのです。そこから仕事はやりやすくなりました。
すべては、だからなに?というような一通のメールがきっかけです。このメールを送らなければ、今の私はなかったです。
たった一通のメールが、運と縁を引き寄せました。つまりチャンスを拾い上げられたのだと思います。
まとめ
「運が良い」と言われる成功者たちの背後には、計り知れない努力と鋭い視点があります。成功を手に入れるためには、単なる運任せではなく、意識的なマインドセットと継続的な努力が必要です。会社員の皆様も、日常業務の中でこれらを意識し、実践することで、成功のチャンスを自分のものにすることができるでしょう。