お金モチベーションにすると持続的なパフォーマンスは出せない

お疲れ様です。eximpです。

会社員で正社員の方は、そろそろボーナスをもらうか、すでにもらっていることとと思います。

ぶっちゃけますと、私の今回のボーナスは72万円。34歳係長としては、低いのか高いのか、どうなのでしょうね?社内の評価としては高い方なので社内ではもらっている方です。

今日は『インセンティブとモチベーション』について、独断と偏見と経験に基づき持論展開していきます。

お金は多くの人にとって重要なモチベーションの一つですが、実際に持続的なパフォーマンスを発揮するためには、お金だけに依存するのは限界があります。給与やボーナスは多くの場合、月一回や半年に一回、昇給は年一回といったサイクルで支給されます。しかし、これらのスパンはモチベーションを維持するためのマイルストーンとしてはあまりにも長すぎるのです。

お金のスパンが長すぎる理由

給与やボーナス、昇給は確かに大きな報酬ですが、これらがもたらすモチベーションは一時的なものに過ぎません。たとえば、ボーナスをもらった直後は確かにやる気が高まりますが、その効果は長続きしないことが多いです。次のボーナスまでの半年間、あるいは昇給までの一年間、どのようにしてモチベーションを維持するのでしょうか?

ここで重要なのは、短期的な目標や達成感を見出すことです。小さな成功や進歩を感じることができると、人は自然とモチベーションを保つことができます。したがって、会社としては、従業員が日々の業務で達成感を感じられるような環境を提供することが大切です。

やりがいや達成感が持続的なパフォーマンスを生む

お金以外のモチベーションとして、やりがいや達成感が重要です。やりがいを感じる仕事をしていると、人はその仕事に対して情熱を持ち続けることができます。さらに、自分が成長していると実感できると、その成長がさらなるモチベーションとなります。

1. 自己成長の機会を提供する

社員がスキルアップやキャリアの進展を感じられる環境を提供することが重要です。研修やセミナー、資格取得の支援など、社員が自分の能力を高めるための機会を設けることで、やりがいを感じることができます。

2. 意義のある仕事を与える

社員が自分の仕事が会社や社会にどのように貢献しているかを理解できると、その仕事に対するモチベーションが高まります。具体的な目標やミッションを明確にし、社員がその達成に向けて努力する過程で達成感を得られるようにすることが重要です。

3. フィードバックと認識

定期的なフィードバックや、業績に対する認識を行うことで、社員は自分の努力が評価されていると感じることができます。小さな成功でも認められることで、さらなる努力を続ける動機付けとなります。

短期的な目標設定の重要性

お金をモチベーションとすることが短期的には効果的である一方で、長期的にはやりがいや達成感を重視することが持続的なパフォーマンスを生む鍵となります。そのため、会社としては以下のような短期的な目標設定を行うことが有効です。

1. スプリント形式のプロジェクト

大きなプロジェクトを小さなスプリントに分け、各スプリントごとに達成目標を設定します。これにより、社員は短期間での達成感を感じることができ、次のスプリントに向けてのモチベーションを保つことができます。

2. 定期的な評価と報酬

短期的な成果に対して定期的に評価を行い、小さな報酬を与えることで、モチベーションを維持することができます。この報酬は必ずしも金銭的なものに限らず、例えば表彰や休暇なども効果的です。

3. チームビルディング

チームで協力して目標を達成することで、個人だけでなくチーム全体のモチベーションを高めることができます。チームビルディングの活動やプロジェクトを通じて、社員同士の結束を強めることも重要です。

まとめ

お金をモチベーションにすることは一時的には効果的ですが、持続的なパフォーマンスを維持するためにはやりがいや達成感に重きを置くことが重要です。社員が日々の業務で達成感を感じ、自己成長を実感できる環境を提供することで、モチベーションを高め、持続的なパフォーマンスを引き出すことができます。会社としては、短期的な目標設定や定期的なフィードバック、チームビルディングなどを通じて、社員のやりがいを引き出す取り組みを行うことが求められます。


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