お疲れ様です。eximpです。
一昨年、次期経営幹部育成のため、一流コンサルからセミナーを受けました。セミナーは有用なものでしたが、どこかありきたりで、内容としてはこんなもんか。
というのが正直な感想です。
ただその一方で、内容よりも、講師がどんな考えで仕事に向き合っているのか。つまり、『一流コンサルタントの思考』ということに興味を持ちました。
今日は『戦闘力をぶち上げ、一流になるためのコンサルの鉄則』を知見を元に解説します。
ビジネス戦闘力を高めるために、具体的なアクションを知りたいと考えるビジネスパーソンは多いでしょう。本記事では、一流コンサルタントが実践している3つの鉄則を紹介します。これらの鉄則を日々の業務に取り入れることで、職場での評価が上がり、効率的に仕事を進めることができるでしょう。
目次
1. 上司に詰められたら即詰め返せ
上司に怒られた際、多くの人は距離を置きたくなります。しかし、これは逆効果です。重要なのは、怒られた時こそ距離を詰めることです。上司に怒られるということは、彼らがあなたの仕事に対して重要な関心を持っている証拠です。その上司との距離を置いてしまうと、重要なフィードバックを受け取る機会が減り、仕事の進行が遅れる可能性があります。
怒られた後は、感情をゼロにして「次回のミーティングの時間をいただけますでしょうか?」と自動的に言うようにしましょう。この一言で、次回のミーティングが設定され、改善策を考える時間が確保されます。上司との距離を詰めることで、フィードバックを活用し、仕事の精度を高めることができるのです。
2. 「大きく3つあります」と言うやつは二流
ビジネスシーンでよく見かける「理由は大きく3つあります」というフレーズ。しかし、このフレーズは二流の話し方とされています。一流のビジネスパーソンは、話の大枠を伝える際に、数字だけでなくカテゴリーも示します。
例えば、「長澤まさみが好きな理由は大きく3つあります」という代わりに、「彼女を好きな理由は、顔、演技力、人間性です」とカテゴリーを示すのです。これにより、聞き手は次の展開を予想しやすくなり、話がスムーズに伝わります。話の内容を分かりやすくするために、カテゴリーを先に示すことが重要です。
3. 長澤まさみを分解せよ
どんな仕事でも「論点」「サブ論点」「タスク」「スケジュール」「作業」「アウトプット」の6つのステップに従うことが重要です。このステップを踏むことで、仕事の進行がスムーズになり、ビジネス戦闘力が飛躍的に向上します。
まず、解決すべき課題(論点)を設定します。次に、その課題を細分化して小さな論点(サブ論点)を立てます。次に、そのサブ論点をさらに分解して具体的な作業(タスク)に落とし込みます。そして、各タスクのスケジュールを設定し、そのスケジュールに沿って作業を進めます。最後に、成果物(アウトプット)をクライアントに提出します。
この流れを徹底することで、仕事の進行が計画的になり、無駄な作業を減らすことができます。特に、サブ論点を設定することが重要です。これにより、メインの課題を解決するために必要な具体的なアクションが明確になります。
具体例:長澤まさみをハリウッドで成功させるためのステップ
具体例として、長澤まさみをハリウッドで成功させるためのステップを考えます。まず、「長澤まさみをハリウッドで成功させる」という論点を設定します。次に、その論点を「ハリウッドが求める日本人女優の特徴」「成功している日本人女優の分析」「彼女の強みを活かす方法」といったサブ論点に分解します。
次に、各サブ論点を具体的なタスクに落とし込みます。例えば、「ハリウッドが求める日本人女優の特徴」を調べるために、最近のハリウッド映画をリサーチし、その映画の関係者にインタビューを行います。そして、各タスクのスケジュールを設定し、そのスケジュールに沿って作業を進めます。最後に、クライアントに対して成果物を提出します。
サブ論点の設定が鍵
このように、仕事を進める際には、論点を分解し、サブ論点を設定することが鍵となります。多くの人が、論点から直接タスク設定に移行してしまいますが、これでは無駄な作業が増え、時間と労力が無駄になります。サブ論点をしっかり設定し、それに基づいてタスクを設定することで、効率的に仕事を進めることができます。
まとめ
ビジネス戦闘力を高めるためには、一流コンサルタントが実践している3つの鉄則を取り入れることが重要です。上司に詰められたら即詰め返し、話の大枠を伝える際にはカテゴリーも示し、仕事を進める際には6つのステップに従うことで、効率的に仕事を進めることができます。これらの鉄則を日々の業務に取り入れ、ビジネスパーソンとしての評価を上げていきましょう。
ビジネス戦闘力を向上させるためには、実践と継続が鍵となります。今回紹介した3つの鉄則を実践し、日々の業務に取り入れることで、職場での評価が上がり、効率的に仕事を進めることができるでしょう。ビジネス戦闘力を高めるために、今すぐ実践を始めましょう。