お疲れ様です。Eximpです。
以前、MacBook early 2016を購入したという記事を書きました。
2022年に10月に購入した時点での記事なので、2024年1月現在に感想をアップデートします。
今となっては、8年前のマシンになってしまいました。しかも当時でもスペックの高いものではありません。
ですが、MacBook 12inchならではの魅力があることも事実です。今から購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか?
そこで気になるのが『今でもつかえるのか?』ということでしょう。
今日はこのマシンについて、2024年現在も使えるのか。ということを主観で記載します。
目次
購入機種
MacBook 12inch early 2016
- CPU: Core M5
- メモリ:8GB
- ストレージ:512GB
- 購入価格:2万円
8年前の機種とはいえ、2万はかなりお得に手に入れられたと思います。
結論から申し上げますと、今から購入するには、かなり用途を限定的にしないと厳しいです。
とは言ったものの、私の用途では、特にこれ以上のスペックは必要ないと思っているのも事実です。
まずは魅力から説明しましょう。
MacBook 12inchの魅力
とにかく軽くて薄い
持ち運びに特化したマシンであり、スペックは控え目です。軽量コンパクトに振り切ったその重量はなんと920g!!
1kgを切ってくるその重量は、歴代MacBookの中でも最軽量。
閉じた時の暑さは一番厚いところでなんと1.3cm!
実際に持ってみるとその薄さと軽さに驚愕します。
これは最新機種でも味わうことのできない感動体験でした。
バタフライキーボードは新しい体験
バタフライ式のキーボードは決して打ちやすいものではないです。筐体を薄くすることに振り切っているため、押した感、戻った感は少ないです。
打鍵感はペチペチという効果音が適切でしょう。
『打つ』というより、『凹ませている』という感じです。
使用感が良いとは言えませんが、打鍵感は、新しいガジェットを手にした喜びを感じさせてくれます。
無駄のない洗礼されたミニマルデザイン
Apple製品の魅力の一つは、美しい外観デザインです。
シャンパンゴールドのカラーがシンプルさに、嫌味のない高級感をプラスしています。
無駄に触っていたくなる、用事がないのに眺めていたくなるこの感覚は、新しいおもちゃを買ってもらった少年のようです。
省電力設計(ファンレス)
CPUは処理能力を抑える代わりに発熱も抑えるため、冷却ファンが不要です。ファンの音は不快に思う人も多いようですが、12inchではその心配はありません。
今はM1 MacBook air以降の機種もファンレスですね。
省電力設計ゆえ、電池も持ちます。(当時にしては)
ただ、長時間使用していると流石に暑くなってきます。
広いトラックパッド
MacBookはマウスがいらない。というのは本当で、トラックパッドの精度とジェスチャーの直感的操作感は神です。
Retinaディスプレイは最高に綺麗で広い
MacBookのディスプレイは最高に綺麗です。
プリインストールされている壁紙も、ディスプレイが綺麗なんだぞ!ということを全面にアピールするような鮮やかな配色です。
12inchはかなり小型に分類されますが、ディスプレイサイズの窮屈感は全くありません。
私は普段、会社貸与の14inchノートパソコンを使用しています。
これに慣れていますが、それでも窮屈感はありません。
iPadをサブディスプレイにするユニバーサルコントロールは思ったより便利でした。
iPadに表示されているマウスポインターはMacBookのトラックパッドにて操作しているものでシームレスにポインティングが可能です。
30WのPDで充電可能
比較的低出力のアダプターで充電可能なので、荷物が劇的に減ります。規格は29Wなので、30Wのアダブターであれば、十分に使用可能です。
MacBookには45Wを境目に急速に充電速度が上がるようなので、サイズ、コスト、性能を考えれば45Wのアダプタを愛用するのが良いでしょう。
私は61Wのアダプタを使用しています。70%残量から100%になるまで1時間20分かかるようです。
デメリット
最新のOSをサポートしていない
2016は最新のOSサポートを終了しており、Ventura以降のOSはインストール不可。
私のMacBookにはMonterreyがインストールされています。特に不便に感じることはありません。
キーボードがペチペチ
これは好みだと思います。私の場合は、新しい使用感と慣れが解決してくれましたが、決して万人受けするものではありません。
拡張性が低い
拡張性を高めれば高めるほど、筐体が大きく、重くなります。機能を制限して軽さと小ささに振り切ったのは人を選びますね。私は持ち運びやすさを重視するので、これをメリットとして感じています。
ハブを使えば解決しますし、外出先で拡張性が必要なシーンもそれほどないからです。
使用可能なシーン
では最後に、私の使用用途を紹介します。私の使用用途であれば、まず問題なく、ほとんどストレスなく使えます。
妻がMacBook Pro 2019を持っているので、それと比較したとしても、そこまでストレスにはなりません。
用途は以下の通り。
- ウェブブラウジング
- ブログ執筆
- 簡単な画像編集
- 軽めの動画編集
- ショッピング
- プログラミング
- 生成AI
- マインクラフト
- 動画視聴
- 映画視聴
私の使用用途は以上のとおりです。
ほとんどの用途はブログ執筆です。この用途であればほとんどストレスはありません。
iPadでいいじゃん
幸か不幸か、私の用途はほとんどの場合、iPadに置き換え可能です。
ということで、購入したことによる満足感はあるものの、用途次第ではiPadで全て対応可能です。
いざという時のMacBookであり、日常的な用途はiPadでほぼ完結。
とはいえ、あの小さい筐体でMacOSを扱えるロマンがなによりの価値だと私は感じます。
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