お疲れ様です。eximpです。
今日は『体育会系は意外と脆い。』と言う内容を独断と偏見と経験に基づき持論展開していきます。
体育会系の経験は、体力や精神力、チームプレイ力といった貴重なスキルを養います。これらのスキルは、社会に出た後も強力な武器となります。
しかし、体育会系で培った価値観が、個々人の将来において弊害となる場合もあります。本記事では、その具体的な例を挙げながら解説します。
限界まで頑張っても勝てない相手の存在を理解
これは努力して、ある程度成果を収めた人ほど陥りがちです。
体育会系の競技では、常に全力を尽くすことが求められます。しかし、どれだけ努力しても勝てない相手がいる現実を受け入れることは、精神的に大きな負担となります。
どんなに頑張っても自分より優れたプレイヤーがいる。どんなに頑張ってもプロにはなれなかった。
この経験は自分で作った天井を無意識的に儲けてしまい、自己成長の限界値を低く見積もってしまう可能性があります。
身近に優れた上司がいると、どんなに頑張っても、俺はああなれない。と勝手に決めつけてしまいます.
周りを意識しすぎて目標が競争になる
体育会系では、チーム内外での競争が激しく、常に周囲の動向を気にする習慣が身につきます。この結果、自分の目標が他人との競争になりがちです。社会人になってからも、周りと比較することでストレスを感じたり、本来の自分の目標を見失う可能性があります。
会社があなたに求めているのは、一番になることではありません。会社に利益をもたらすことです。
そこを忘れてしまい、競争意識が悪い方向にいくと、他社の足を引っ張る方向に意識が向き、結果会社に与えるのは損害です。
努力が美徳となり効率に目がいかない
体育会系では、努力すること自体が美徳とされる風潮があります。練習量を多くすれば上達するという成功体験を持っているからです。
しかし、若いうちから効率を考え、合理的なトレーニングをできていましたか?
ビジネスや日常生活においては、効率的な方法で成果を上げることが重要です。
無駄な努力に時間を費やすよりも、効率的に目標を達成するスキルを身につけることが、長期的には成功への近道となります。
先輩の言うことは絶対であると言う刷り込み
厳しい上下関係の中で過ごしてきた体育会系には、『先輩の言うことはどんなに理不尽でも絶対だ』という暗黙知があります。
しかし、社会に出てからは、コンプライアンス遵守
や不正防止、品質問題など、言うべきことは言わなくてはいけないです。
昨今、どんな大企業でも品質面での不正が明るみに出ています。
会社として大問題になる前に、現場目線での小さな問題の芽を、適切にエスカレーションし、摘み取る必要があります。
しかし、『先輩の言うことは絶対』という思考が染みついた体育会系は、間違いを指摘できず、問題を見過ごしてしまうリスクがあります。
まとめ
体育会系の経験は、多くの面で強みとなりますが、その反面、個々人の将来において弊害となる場合もあります。
会社への利益貢献とコンプライアンス遵守にブレーキをかけてしまう要因を持ち合わせていることを理解しておかなければなりません。
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