お疲れ様です。eximpです。
最近、「なんちゃってPDCAサイクル」が流行りすぎていると感じませんか?
多くの企業や個人がPDCAサイクルを取り入れていますが、実際のところPlanとDoに注力しすぎて、CheckとActionが疎かになっていることが多いです。
今回は、この「なんちゃってPDCAサイクル」の問題点と、そして本当に効果的なPDCAサイクルを回すための方法を独断と偏見と経験に基づき持論展開します。
目次
なんちゃってPDCAサイクルとは?
まず、「なんちゃってPDCAサイクル」とは、何かを説明します。
表面的にはPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを実践しているように見えても、実際には計画(Plan)と実行(Do)だけに重きを置き、検証(Check)と改善(Act)を十分に行わないサイクルのことを指します。これにより、問題点が見逃され、同じ過ちを繰り返すことになります。
仮にJOBを通じて問題がなかったとしても、やっつけ仕事になってしまい、次の成功への再現性がないです。
PlanとDoに注力しすぎる理由
なぜPlanとDoに注力しすぎるのか。その理由は簡単です。計画を立てることと実行することは、見た目には成果が見えやすく、達成感を得やすいからです。
計画と実行で満足してしまい、一番重要な結果とプロセスに注視していないとも言えます。
一方、検証と改善のフェーズは時間と労力がかかり、成果がすぐには見えないことが多いです。そのため、どうしても後回しにされ、時と共にわすれられてしまうということが起きがちです。
CheckとActionの重要性
PDCAサイクルのCheckとActionは、計画と実行の結果を評価し、次のステップに活かすための非常に重要なプロセスです。これを疎かにすると、同じミスを繰り返し、成長が停滞してしまいます。以下の方法で、CheckとActionをしっかりと行い、PDCAサイクルを効果的に回していきましょう。
定期的(短いスパン)なレビューを設定する
計画と実行の後には、必ず検証の時間を設けましょう。定期的にレビューを行うことで、問題点を早期に発見し、迅速に対応できます。
データを活用する
直感に頼らず、データに基づいて、結果を客観的に評価しましょう。KPIや成果指標を設定し、これに基づいてチェックすることで、客観的な評価が可能になります。
また、データを利活用しないと主観が大きく働き、予想に反する思わしくない兆候を見落としてしまいます。
フィードバックを取り入れる
チームメンバーや関係者からのフィードバックを積極的に取り入れましょう。多角的な視点からの意見は、新たな発見や改善点につながります。
アクションプランを具体化する
検証結果をもとに、具体的な改善策を立て、それを次の計画に反映させましょう。これにより、サイクルが次のステージに進む際に確実に改善が反映されます。
デイリーミーティングの活用
チームでPDCAサイクルを回す際には、デイリーミーティングを活用するのがおすすめです。毎日の短い時間を使って、チーム全体で進捗を確認し、問題点や改善点をその都度話し合うことで、熱が冷めないうちに迅速に対応できます。
短時間で効率的に
デイリーミーティングは短時間で行いましょう。長時間の会議は避け、10〜15分程度のスタンドアップミーティングが理想です。
迅速なフィードバック
毎日のミーティングで、昨日の結果を確認し、必要なアクションを即座に取ることができます。これにより、短い期間で確実に成果を上げることが可能です。
チームの一体感を醸成
デイリーミーティングを通じて、チーム全員が同じ方向を向いて進めるため、一体感が生まれやすくなります。
デイリーミーティングも突発的に行うのではなく、朝一に15分、この場所で。としっかり決めましょう。これも重要なplanです。
また、ホワイトボードなど、全員が共通の認識を可視化できるツールを使うことが望ましいです。
まとめ
なんちゃってPDCAサイクルに陥らないためには、PlanとDoだけでなく、CheckとActionにも同様に力を入れることが重要です。特に、実際にやってみないとわからないことが多い現代においては、Planはそこそこに、Do、Check、Actionを並行して高速で回しながら進めていくことが求められます。
また、チームでPDCAサイクルを回す際には、デイリーミーティングを活用し、短い期間で確実に成果まで持っていくことが効果的です。
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