お疲れ様です。eximpです。
今日は『上を目指さないと仕事は辛くなっていく』というテーマで、独断と偏見に基づき持論展開していきます。
手取り20万あればそこそこ満足に暮らせる。
お金がなくても良いものが手に入り、たくさんの娯楽を楽しめる。そんな時代になりました。
そうすると、偉くなることは責任のみが大きくなり、仕事は大変になる。給与も割に合わない。
それならお金はいらないから偉くなりたくない。
そう考えるのは自然なことなのかもしれません。
確かに傍からみたら、管理職は残業代も休日手当もないのに、緊急時は時間外でも対応。責任と重圧、仕事量で大変そうに見えるかもしれません。いえ、事実大変です。
しかしながら、上を目指さないことで、逆に大変になることもあります。
私は上を目指すことは、上を目指さないことよりも大変だと思っています。
では、どうしてそう思ったのか、持論を述べていきます。
目次
体力がなくなり、努力に対して相対的に成果物が減る
年齢を重ねると、体力や集中力の低下が避けられません。これは自然の摂理ですが、仕事の成果にも影響を及ぼします。
IMFの研究によれば、年齢が上がると生産性が低下し、特に40歳以降はその傾向が顕著になります。
年齢に伴う生産性の低下は、労働市場全体の効率に影響を与え、結果的に個々の努力に対する成果が減少するのです。
身体を酷使する下の仕事から抜け出し、体力仕事は若手に任せられる裁量権を持つべきです。
裁量がなくなり、やらされ感が出る
職場での成長が止まると、裁量権の低下も避けられません。成長しない社員は、責任のあるプロジェクトや意思決定から外されることが多くなり、日常業務がルーティン化します。
これにより、仕事に対するモチベーションが低下し、やらされ感が強くなります。自分の意志で動けない状況は、職場でのストレスを増加させる要因となります。
同期や後輩に先を越され、自己肯定感が下がる
職場での成長が止まると、同僚や後輩に追い抜かれることが増えます。これにより、自己肯定感が低下し、職場での自分の位置づけに疑問を感じるようになります。
特に年齢が上がると、若い世代の新しいスキルや知識に圧倒されることが多くなり、自信を失う原因となります。OECDのデータによると、年齢が上がるとともに新しいスキルの習得が難しくなり、その結果として自己肯定感が低下する傾向があります。
上を目指した方が良い理由
成果の最大化
上を目指すことで、自身の能力を最大限に引き出すことができます。新しいスキルを習得し続けることで、仕事の効率が上がり、成果を最大化することができます。これにより、職場での評価も高まり、昇進や昇給のチャンスが増えるでしょう。
モチベーションの維持
成長を目指すことで、仕事に対するモチベーションを維持することができます。新しい挑戦や目標があることで、日々の業務に新鮮さを感じ、やりがいを持って取り組むことができます。これにより、仕事の質も向上し、長期的なキャリア形成にも良い影響を与えます。
自己肯定感の向上
成長を続けることで、自己肯定感も向上します。新しいスキルや知識を習得することで、自信を持って仕事に取り組むことができ、自己評価が高まります。これにより、職場での地位も確立され、同期や後輩からの尊敬も得やすくなります。
結論
成長を目指し続けることは、職場での幸福感や生産性を維持するために非常に重要です。
体力の低下やモチベーションの喪失、自己肯定感の低下を防ぐためにも、常に新しいスキルや知識を取り入れ、自身のキャリアを積極的に発展させていくことが必要です。
また、成長を目指すことで得られる成果やモチベーションの維持、自己肯定感の向上は、長期的なキャリア形成において非常に重要な要素となります。
私の職場にも、将来を嘱望されつつも、上を目指す覚悟が足りなかったことでどんどん周りに追い越され、今となっては影響力が全くなくなってしまった人がいます。
当人は、特にやりがいもなく、同僚からの信頼もされず、正直つらそうです。
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