お疲れ様です。eximpです。
今日は『人生と仕事に役に立つスラムダンクの名言』を独断と偏見で解説します。
バスケが好きな人もそうでない人も、スラムダンクは私たち30代中盤からの40代にとっては、聖書と呼べるでしょう。
スラムダンクには数々の名言が存在します。
それは単にかっこいいとか、アツイ、青春というだけでなく人生にも役立ちます。
どうしてそう思うのか、私の好みがゴリゴリ入っていますが解説していきます。
目次
5.俺たちは強い!!
湘北高校キャプテン赤木剛憲
これは単に自分たちを鼓舞するものではないと私は思います。
湘北高校のメンバーは、それぞれ欠点が多くあるものの、固有の強みも持っています。
役割が明確で、それぞれのストロングポイントが掛け合わされれば、チームは強くなることを証明しています。
これは、仕事のチームビルディングにも同じことが言えます。
それぞれの強みが弱みを補完し、チームとして有機的に機能すると、大きな成果につながります。
強みとそれに応じた役割、適切な配置がチームを強くすると言うことを教えてくれました。
4.俺に今できることをやるよ。やってやる!
主人公 桜木花道
県内No.1の海南と対戦中にチームの精神的主柱であるキャプテン赤木が怪我で一時離脱します。
このときに桜木が赤木の代役を務めます。このとき、桜木の頭は非常に冴えていました。
自分が素人で経験値が劣ることをわかっています。そんな状況で自分の武器を整理します。
リバウンド
レイアップ
…..
少し寂しいが….
と自分の武器が少ないながらもできることを再認識します。
持っている武器を使ってなんとか勝負しようとする姿勢は、プレイの迷いを消しました。目立ちたがり屋の主人公がチームのためにプレイすることにコミットしたのです。
自分を俯瞰して客観視することをメタ認知といいます。
桜木はメタ認知した結果、実力以上のパフォーマンスができました。
3. シュート2万本です。
湘北高校 監督 安西義満
これは桜木に、ジャンプシュートを身につけさせるためにマンツーマンの徹底指導のシーンです。
このシーンには、教育・指導の極意が詰まっています。
安西先生の指導は以下の流れです。
- やってみせる
- やらせてみる
- 課題をフィードバックする
- 正しいやり方で繰り返させる
OJT(On the job tranning)の極みです。
また、安西先生の指導は単なる技術指導に止まりません。
ここでのキラーワードは『ワクワクしてこないかね?』です。
シュート2万本は決して簡単じゃありません。しかし、安西先生はこの一言で桜木を完全に動機づけます。
具体的な試合シーンをイメージさせ、シュートを身につけた自分がどう活躍するのか、完全にイメージさせました。
こうして、桜木はやらされているのではなく、自ら取り組むようになります。
安西は一流の技術指導者であり、一流のモチベーターでもあります。
2.敗因はこの私。陵南の選手たちは最高のプレイをした
陵南高校 監督 田岡茂一
これは湘北高校に敗戦した後の監督インタビューの発言です。
ここには最高の指導者のメンタリティが凝縮されています。その要素は以下の通りです。
- 敗因を冷静に分析理解している
- 全力でプレイした選手を讃えている
- 監督として責任を持っている
- それらを公衆に発言できる
- 敗因が自分であり、選手ではないと認められる
私はスラムダンクで一番好きな指導者は田岡監督です。子供ながらに、ついていきたいと思わせる要素を感じていたのでしょう。
責任者としてのあるべき姿はどんな人?と聞かれたら、私は一言、『田岡茂一』と言うでしょう。
1.大好きです!今度は嘘じゃないっす!
主人公 桜木花道
これは完全に私の好みです。スラムダンクはボロボロになるほどに読み返しましたが、ここは絶対に号泣するポイントです。
自分の選手生命の帰路に立たされたとき、再認識したのです。バスケットが好きであること。
そして、もしかしたらバスケット人生最後になろうともチームと自分のために、リスクテイクしてプレイ続行を意思決定したこと。
このシーンがラストのジャンプショットをより感動ものに引き上げます。
周りは出場を反対しているように見えましたが、後悔しないよう、自分で意思決定したことは本当に素晴らしいことですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
この他にもスラムダンクには数々の名言があり、人生と仕事に役立ちます。
主人公は天才であり、努力家です。
しかし、実力で上回る選手はたくさんいます。そんな中でも生き残るため、なにかを成し遂げるための生き様や名言は、大人になっても仕事や人生に通づるものがあるのではないでしょうか。
コメントを残す