本質に近づく思考と問い;ほう、そんで?なんでやねん

お疲れ様です。eximpです。

今日は物事の本質に辿り着くためのツッコミ;『ほう?そんで?』と『なんでやねん?』という問いの重要性を独断と偏見と経験に基づき持論展開します.

 

仕事の場で新しい提案をするとき、あるいはトラブルに直面したとき、上司や同僚から投げかけられる質問に対して、どう対処していますか?

 

「ほう、そんで?」= so what?

「なんでやねん!」= why so?

という問いは、一見すると単なる関西弁の突っ込みに見えますが、実は深い意味を持っています。この問いかけを活用することで、提案の本質を見失わず、問題の根本にたどり着くことができます。

「それで、なに?」に答えられるか?

仕事で何かを提案するとき、上司や同僚に「それで、なに?」と聞かれることがあります。

この問いは、提案の意図や目的を明確にし、それが実際にどのような成果をもたらすのかを確認するためのものです。

例えば、新しいプロジェクトの提案をする場合、単に「このプロジェクトは面白い」とか「最新の技術を使っている」という理由だけでは不十分です。上司は具体的に「このプロジェクトが会社にどのような利益をもたらすのか?」を知りたいのです。

 

具体例:
1. 提案:「新しいマーケティングキャンペーンを展開したいです。」
2. 上司の問い:「ほう、そんで?」
3. 答え:「このキャンペーンは、ターゲット層を広げ、新規顧客の獲得に繋がります。また、ブランド認知度を高め、売上の増加を期待できます。」

 

このように、「ほう、そんで?」の問いに対して、具体的な成果や期待される効果を示すことで、本質的な目的を示すことができ、提案が納得できる形になります。

トラブル対応で「なんで?」を繰り返す

一方、何かトラブルに直面したとき、

「なんで?」という問いを繰り返すことは、問題の本質に近づくために非常に重要です。

この方法は「5つのなぜ」として知られており、問題の根本原因を探るために使用されます。

 

具体例:
1. 問題:「製品の不良率が高い。」
2. なぜ1:「なぜ不良率が高いのか?」→「製造工程にエラーがあるから。」
3. なぜ2:「なぜ製造工程にエラーがあるのか?」→「機械のメンテナンスが不十分だから。」
4. なぜ3:「なぜメンテナンスが不十分なのか?」→「メンテナンススケジュールが守られていないから。」
5. なぜ4:「なぜスケジュールが守られていないのか?」→「担当者の人手不足が原因だから。」
6. なぜ5:「なぜ人手不足なのか?」→「最近の退職者が多く、新規採用が追いついていないから。」

このように「なんで?」を繰り返すことで、表面的な問題から深い原因まで掘り下げることができ、根本的な解決策を見つけることができます。

問題解決は表面的に見えているものではなく、根本的な部分にアプローチしなくてはいけません。

根本的な部分にアプローチするためには、『なんでやねん!?』を繰り返して、最も深い部分を掘り当てる必要があります。

 

まとめ

「ほう、そんで?」と「なんでやねん!」という問いは、仕事において非常に有効です。

提案をするときには「それで、なに?」に対して具体的な成果を示すことで、上司や同僚を納得させることができます。

また、トラブルに直面したときには「なんで?」を繰り返すことで、問題の本質に辿り着き、根本的な解決策を見つけることができます。

日々の業務において、これらの問いを意識して活用することで、より効果的な提案や問題解決が可能になります。

この二つの問いを繰り返して深いところに辿り着くことを『思考する』と呼ぶのだと私はおもいます。

仕事の質を高め、より良い成果を上げるために、ぜひ取り入れてみてください。

 


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