クリエイターじゃなくてもアート思考を持て

お疲れ様です。eximpです。

 

今日は『普通に働く人もアート思考を持て』というテーマで独断と偏見に基づき持論展開していきます。

アートといえば、絵画や音楽、美術作品などの芸術的なものを思い浮かべるかもしれません。

しかし、ここで私が言いたいアート思考というのは、仕事に関するもので、2つあります。

それは

  • 問う力
  • デザインする力

です。

 

どう言うことか、解説していきます。

 

アート思考

一般的にアートとは、問いを投げているものと言われます。

確かに、絵画や作品を見ても、それが何を示唆しているのかは明確にわかりませんし、唯一の正解はなく、見たひとの解釈が唯一の正解だったりします。

つまり、作品を通して何を感じたか、問うているのです。

 

問う力

そして日常業務の中でも問う力というのは非常に重要です。

  • この作業の意味は?
  • どうしてこれをやるんだろう?
  • これが存在している意味は?

このように簡単な作業においても、問いを繰り返していけば本質に辿り着きます。

本質にたどり着いた時、その物事を初めて理解した。と言えるようになるのです。

 

つまり、仕事を本当の意味で理解するには、アート思考の問う力は非常に重要です。

 

eximp.hatenablog.com

 

デザインする力

実際仕事のほどんどは、マニュアル通りに行えば成立することが8割を締めています。

つまり、特に思考しなくても、覚えてしまいさえすれば、機械的に作業することで成立してしまうのです。

 

しかし、自分の市場価値を上げ、残りの2割に踏み出す力をつけるためのキーは、デザインする力だと私は思います。

 

デザインする力は、

散りばめられた情報を、場面に応じて適切に取捨選択し、ゴールまでの道筋を立てる力

とここでは定義づけます。

つまり、マニュアルだけではどうにもならない部分です。

 

上記は、単純に作業に当てはめて定義づけているので、相手やまわりの感情、思考の差異、レスポンス、状況、場所、立場など、これらを加味して道筋を立てなくては行けません。

 

つまり、

総合的に現状からゴールまでをデザインする力

と言えるでしょう。

 

  • 問う力
  • デザインする力

これらは幹部、あるいは幹部を目指すためには必須の能力であると考えます。

 

以上は私の解釈ですが、以下は一般的なアート思考のポイントを要約したものです。

  1. 創造性と直感の重視:論理的・分析的思考だけでなく、直感や感性に基づく発想を大切にします。
  2. プロセス指向:結果よりも過程を重視し、試行錯誤を通じて新たな発見を促します。
  3. 多様な視点の尊重:一つの視点に固執せず、異なる視点から物事を見ることを奨励します。
  4. 不確実性の受容:明確な答えがない状況を受け入れ、不確実性の中で創造的に考える力を養います。
  5. 実験と遊びの精神:失敗を恐れず、実験的なアプローチを試みる姿勢を持ちます。

 

アート思考はどう役に立つ?

アート思考は、仕事上で必要な以下の能力を向上させることが期待できます。

 

  1. 問題解決能力の向上:従来の方法では解決できない複雑な問題に対して、新たな視点や創造的なアプローチを見つけることができます。
  2. 創造性とイノベーションの促進:既存の枠組みにとらわれない自由な発想により、革新的なアイデアや製品を生み出す力が高まります。
  3. 柔軟な思考:多様な視点を持つことで、変化する環境に適応しやすくなり、新しい状況にも柔軟に対応できます。
  4. コラボレーションの強化:異なるバックグラウンドや専門分野を持つ人々と効果的に協力し、互いの強みを生かした共同作業がしやすくなります。
  5. 不確実性への耐性:確実な答えがない状況でもストレスを感じにくくなり、不確実性を前向きに捉えることができるようになります。
  6. 感受性と共感の向上:アート思考は感性を重視するため、他者の視点や感情に対する理解が深まり、人間関係の改善に役立ちます。
  7. 自己表現力の強化:自分の考えやアイデアを効果的に表現する力が高まり、プレゼンテーションやコミュニケーションの質が向上します

 

最後に

今日はアート思考について独断と偏見で持論展開しました。

アーティストやクリエイターでなくとも、

  • 問う力
  • デザインする力

を培うことは、必ず役に立つはずです。

 

 


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