お疲れ様です。eximpです。
今日は『偉くなるメリット』というテーマを独断と偏見で言語化していきます。
私は大手製薬メーカーの品質管理で90名を超える部署の3番目の序列にいます。
20名の部下で構成されたサブグループをコントロールするサブグループ長です。
31歳で現在の立場を拝命し、4年目になりました。
そろそろ課長になるための準備も架橋に入りつつあります。
そんな私が、金銭面意外で偉くなるメリットを解説していこうと思います。
昨今出世欲の少ない若者の参考になれば幸いです。
裁量権が与えられ仕事の自由度が高まる
サブグループ長になる前は、与えられた業務を期限までに確実にこなすことが主な役割でした。
出されたテストを解いて、確実に及第点を抑えていく。というイメージです。(受動的)
一方、裁量が与えられるとどうなるかといえば、テストを自分が作る。というイメージです。
つまり、解決すべき問題を自らが考え、部下を動かして解決に導く。という仕事にシフトします。(能動的)
仕事が任せられる
自分でできない仕事は人を頼ったらいい。と言われていますが、実際問題、下っ端が人に何かを任せるというのは難しいでしょう。
しかし、偉くなればそれができるようになります。
裁量が与えられるということ、コントロールするということは、チームのパフォーマンスを引き上げるためのチームビルディング・マネジメントに徹することです。
基本的に作業は任せて、戦略や戦術を考えることになります。
もちろん、優秀なフォロワーに、より現場に近いところでの戦略、戦術考案を任せても良いでしょう。
ただし、大まかな方向性や大方針は上位者が定める必要があります。
任せることができる。というのは、仕事を楽にしてくれる場合があります。
ただし、十分な説明やコンセプトが大雑把すぎた状態での丸投げ、投げっぱなし、関与ZEROでは無能上司になってしまうので、注意が必要です。
視野が広がる
責任と立場があると、任される業務は増えます。大変であることは間違いありませんが、その分成長のチャンスがあり、視界が広がっていきます。
末端の業務に対しても多面的な視点で観察することができ、無駄やムラを検知することができるようになります。
仕事をスリム化し、生産性を向上させるヒントを検知しやすくなるのは、仕事を楽しくさせる要因になりえます。
監督になれる
私はサッカー学生時代サッカーをしていて、将来は指導者を目指したいと思ったこともあります。
現在、仕事というフィールドではありますが、指導者という立場です。
ひとつ夢が叶ったとも言えましょうか。
ここで言う指導者は、あれやこれやを教えて育成する。という側面もありますが、イニシアチブをとって戦略的にジョブを遂行、完結する。ということの方が近いです。
自分の裁量で毎日ゲーム(試合)の指揮を採っている感覚は面白いものです。
極端な話、仕事でウイイレをプレイしている感覚です。(それは言い過ぎ)
仕事をゲーム感覚で楽しむことをゲーミフィケーションといい、経営者の多くはこの感覚をもっているそうです。
最後に
昨今、出世欲が減り上を目指さず安定したい。というマインドが広がっています。
それはそれで幸せの一つの形かもしれませんが、1日の1/3、下手すれば半分以上を仕事に捧げているのであれば、せっかくなら楽しめた方が良いと思います。
それは、物の見方ひとつで変わったりもしますが、偉くなるとよりそれを感じることができます。
そして、仮に偉くなれなかったとしても、上を目指すプロセスで経験したこと、乗り越えたこと、挫折したこと、その全ては人生の糧になっていくでしょう。
偉くなったということはあくまで結果であり、人生をより豊かにするのは上を目指すプロセスで得られたものだと思います。
ブレーキを外して、一緒に上を目指してみませんか?
心のブレーキを外すことを、私は覚悟と呼んでいます。
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