お疲れ様です。eximpです。
今日は『個人の成長は環境に依存するのか』というテーマを独断と偏見で言語化します。
一般的に、『環境は大事だ』とか『環境にこだわれ』とか、『環境次第で白くも黒くもなる』と上司や先輩に言われて育てられることがおおいとおもいます。
しかし、本当にそうなのか?を考えてみた時に、からなずしもそうではない。というのが私の結論です。
私は大手製薬メーカーに勤めていますが、本社勤務ではありません。
一般に本社勤務は優れた人、地方はそうでない人という印象です。
では、私の環境が本社よりも劣るかと言えばそうではありません。
どうしてそう思ったのか解説していきます。
強豪校のベンチ外か、中堅校のスタメンか
本社勤務を強豪校、地方勤務を中堅校とします。強豪校のベンチでももちろん学ぶものは多いと思いますが、中堅校のスタメンでは、スタメンならではの現場経験やスタメンならではの自負があると思います。
つまり、地方でも成長するためには、自分がスタメンにいられるかというのが非常に重要になります。
一方、環境が大いに整っている本社でも、スタメンを張れていない場合には、学びの範囲に限界があります。
スタメンの恩恵
スタメンにいることで成長する要因は以下の通りです。
- 責任(感)を持つことができる
- 当事者意識を持つことができる
- 業務の視野が広がる
- 結果、積極的に慣れる
- 仕事を好きになれる
スタメンにいると様々な業務を任されます。
たとえ中小企業でも、本社勤務出なくとも、スタメンにいる限りは視野が広がっていきます。
そして、スタメンを自負できれば、能動的になり、仕事を好きになれる可能性が高くなります。
結果、成果創出の確率が高くなり、次につながるというポジティブループに入ります。
スタメン外のマインド
スタメン外はスタメンに比べて前向きになりにくいです。
本社でも雑務はありますし、カースト下位の方では単調な作業の繰り返しだったりします。
この場合には、どんどん補欠意識が高くなり、むしろデメリットに働く場合があります。
これをバネに向上できれば良いですが、環境だけではそうはいきません。
補欠意識が醸成されると、自分の仕事はあくまでスタメンのフォローに徹することというスタンスが定着し、能動的になりにくくなります。
たまたま主役が回ってきても、醸成された補欠マインドからは急に脱却できません。
このような状態で仕事をすると成果を上げにくくなり『せっかく低い確率で回ってきた仕事で成果をあげられなかった。俺はやっぱり控えが合っている』という、補欠意識がさらに強固になります。これはネガティブループの始まりです。
目指すはスタメン入り
どんな環境でも、自分が第一線にいる、あるいはその予備軍であるという自覚を持つことができれば、モチベーションは向上し、成果に繋がりやすくなります。
それは、環境が整備されてることより重要であるというのが私の持論です。
スタメン入りするには?
これにはもちろんその場所にあった手法があると思いますが、まずは泥臭く確実に目の前の仕事をこなすことです。
これがないことには、積極的な発言や提案も『口だけ』というレッテルを張られます。
まずは土台をしっかり形成し、その上で会社や組織にとってのプラスアルファの価値を提供するために、思考し続けることが必要です。
ルーティーンに従った行動から、プラスアルファ創出のために少し能動的になることができれば、それだけで仕事は楽しくなったりします。
楽しくなる→成果が出る→もっと楽しくなる→前向きになる
ポジティブループになる起点はスタメン入りですが、スタメンに入るのはほんの小さなことがきっかけだったりもします。
さぁ、今日からなにか行動しましょう。
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