お疲れ様です。eximpです。
今日は『属人的組織は悪なのか』というテーマで独断と偏見に基づき言語化していきます。
マネジメントやリーダー論の本を見ていると、『仕組み化』することが必要という記載をよく見かけます。
仕組み化は、今日のテーマである属人化とは相反するワードです。
つまり、本の記載によれば、属人化は悪(極端に表現)ということになります。
一方で、私としては、属人化が悪だとは思っていません。
むしろ組織においては必然的に発生し、それが結局のところ合理的であるという結論です。
どうしてそう思うのか、解説します。
組織というピラミッド
組織は基本的にピラミッド型だとおもいます。
あなたを中心に、上位者がいて、さらにその上位者がいて、下位者がいることが普通です。
上位であればあるほど、与えられる役割が増え、それに応じた能力が求められます。
そして、上位になればなるほど、能力や役割は仕組みの外に向いていきます。
つまり、これは属人化であり、組織が前進するために属人化は必要なのです。
属人化を請負う人は、組織にイノベーションをもたらす人と言い換えられるかもしれません。
属人化の問題
問題は、属人化が極端になることだと私はおもいます。
属人が極端に加速すると、依存になります。
依存すると、その人がいないと、組織としての活動が何も立ち行かなくなり、崩壊に向かいます。
チームの心臓と呼ばれる人がいても良いと思いますが、その心臓が一つでは危険です。
ピラミッドの各階層に属人化を担う人材がいて、依存に歯止めをかけるフォロワーが現れる。これが組織の健全な形だと思います。
属人請負人はフォロワーシップを持った協力者を立てることが必要ですね。
(そううまく行かないから問題ですが)
まとめ
属人化は組織を構成する上で、また組織が全身する上では重要な要素であり、必要なことでもあります。
大切なのは、属人が依存にならないこと。
依存に歯止めをかけるフォロワージップを持った後任者がいるということ。
これが重要です。
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