お疲れ様です。eximpです。
今日も仕事の悩みを言語化していきます。
今日のテーマは『次期リーダーは育成できるのか。それとも資質に依存するのか』を独断と偏見に基づき言語化します。
現在34歳、大手製薬メーカーで準管理職。
数年以内に幹部になれと言われており、私自身もそれを目指しています。そのために悩んでいることの一つが後任のアサイン。
私の会社でも人材不足が大きな問題となっており、採用にも消極的であることから、限られたメンバーで組織を恒久的に回さなくてはいけません。
そこで、現メンバーの中から後任を育成することが重要なミッションというわけです。
では、次期リーダーを育成するにあたり、重要なのは、育成なのか資質なのか。
重要なのは育成?資質?
結論としてはその両方です。
もう少し具体的にいうと、育成4、資質6です。
どうしてそう思ったのか、解説していきます。
優れたリーダーに求められるもの
まず、リーダーに必要なものは何か?
- 気づき
- ロジカルな説明力
- 気遣い
- 多角的視点
- 意思決定力
- 積極性
- どうにかする力
1-3は経験や訓練でどうにかなることが多いです。つまり育成に依存するところ。
しかしながら、4-7は育成では育まれにくいもの、つまり資質だと私は考えています。
現場にもよりますが、1-3が優れていれば、リーダーの役割が務まることもあります。
しかしながら、役割をこなすだけではなく、組織を前進させるのは4-7の要素だと思います。
4-7は、育ってきた環境や、学生時代の経験に依存すると考えます。つまり、会社での育成では補完が難しい要素です。
組織においては、リーダー自身が万能でなくとも、知識が乏しくても、周りを巻き込み物事を着地させる力が重要です。
これは育成ではもっとも育まれにくく、資質によるものが大きいです。
優れたリーダーを育成するには?
では、資質がなかったら、優れたリーダーにはなれないのか?というとそうではありません。
育成により、4-7の要素が開花する場合があります。
ただし、型を教えれば開花するというわけではありません。
その人自身のキラーワード、つまり変貌のきっかけになるものが与えられないことには開花し得ないのです。
自分自身が変わるきっかけとなった言葉や体験も、他者には必ずしもそうではない。ということです。
これを知りうることは不可能なので、育成においてできることは、異なるアプローチできっかけを与え続けること。だと言えます。
最後に
私が管理職を目指すきっかけになった上司のメッセージがこちら。
『お前のマネジメントスキルや知識、意思決定力は俺と変わらない。俺の場合は経験と立場があるから、お前よりも優位に働くだけ。今の組織の状態はよくないが、一緒に変わっていくために、幹部を、目指して欲しい』
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